一級建築士事務所とも建築工房 BanBan MEMO&MEMO

人をつなぐ 心をつなぐ 時をつなぐ

あともう少し

現場も慌ただしくなってきた。
内装仕上げはお施主さんにお任せした。

奥のコーナーの色目も
どうなることかとドキドキしてましたが、
面白い色目の切り替えとなり、
ここを使う子どもたちも楽しんでくれることでしょう。

またコストの厳しい中
大工さんがロッカーを制作してくれました。
ありがとうございます。

今日は
床の仕上げ

完成まであと少し

みんなの笑顔が集まるといいな〜

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内装も仕上がってきました。

 

心をつなぐ、時をつなぐ

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建物は江戸末期
それを今に受け継ぎ、次世代につなぐ
変えるところと、変えないところ
つないでいく心は変わらない

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こういうところにも丁寧な仕事が見える

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こういった心配りが大切だと思っている。

手間はかかる
でもそこに心が入る
建物をつくる時
モノをつくる時
そこをサボってはいけないなぁ
と、こんな部分を見ながら自分に投げかける。

使い手はこんなところまで気にしているのか?
見ているのか?

気付きさえしていないかもしれない。
でも作り手の心は
こんな小さなところにもある
そんな心が
伝わっていくといいな〜

そしたら
建物も大切にしてもらえるだろうな〜
江戸から今まで建物が生きてきて
これからまだ生きていってくれる
私たちが死んでも
この建物は
生きていってくれる。
そして
次の人たちに
何か伝えてくれるに違いない。

今、
残しておかなければいけないもの
無くしてはいけないもの
が、たくさんあるんだろうな

それに気づかず暮らしていると
それはもうなくなってるんだろうな
つながれすに
伝えられずに



 

家を建てたいとき

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そろそろ自分の家が欲しいなぁ。。。

ん?どこに相談すればいいんだ?

 

家を建てたい。

でもどこに相談すればいいんだ?

と、悩みますよね?

 

家の建て方の正しい方法

それは。。。

 

って、

正しい方法ってありません。

と私は説明します。

どれが正しいかは、なくて

どんな頼み方が自分や家族に合ってるか。

だと思っています。

 

自分と気の合う設計者

自分と気の合う施工者

に出会わないと気持ちのいい家にならないのです。

 

家を建てる建て方は様々あります。

頼み方も様々です。

 

土地を探しに不動産屋さんへ行きました。

とてもすてきな景色のいい土地が見つかった。

ここがいい!気に入ったのでここを買おうと決めた。家の設計と施工は条件付で決まっていた。

土地から家まで一括で不動産屋さんとの契約という場合や

 

設計と施工を一括して工務店が行い、契約相手は工務店という場合

 

設計と監理は設計事務所に委託し設計監理については設計事務所と契約し、施工は工務店と契約する設計監理と施工と別々に契約する場合

 

間取りなどは自分で考えて、確認申請をし完了検査を受けるまでを設計事務所に委託し、施工は自分が各工種毎(大工さん、左官やさん、屋根屋さん、電気屋さん、水道屋さん、など各職人さん)に依頼する場合

などなど様々な契約の仕方があり、

どれが正解とも言えません。

だいたいは、最初に相談にいったところから営業の電話や訪問に負けて決めてしまったりしてしまいがちだと思います。

  このようによくわからないまんま決めてしまい契約してしまって自分や家族の気持ちと合わない業者でできた家もいまいちだった。となったりすることもある。自分や家族の気持ちに寄り添ってくれる業者にたまたま巡り会えればいいのですが、なかなかそうはうまくいかないことが多かったりします。

そうすると自分たちもスッキリしないまま家が完成してしまったり、完成後今ひとつしっくりこなくて言いたくもないクレームを言わないといけなかったりしてしまうことになります。

そうならないように

契約する前に

業者をしっかり選定しておくのが良いと思います。

設計者もデザインの得意不得意があったり、自分たちの考えるデザインセンスと合致するか。や工務店もそんなデザインにしっかりついて来てくれる工務店選びができるようになるといいと思います。

そのためには、出来る限り多くのものを見られたり、聞かれたりするといいと考えています。

建物(モノ)には心が宿ります。

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建物(すべてのモノ)には

心が宿ります。

富士高原研修所(設計 内藤廣氏)

もうできて20年近くなるのに

そんな歳月が過ぎた建物のようには思えない。

 

これは使い手の心が入っているからである。

施設の使い方、物の使い方などに

心を込めるということを研修をするところ

掃除ではなく

清掃をするのである。

 

だからとても美しいし、

建物は、

呼吸をしているようである。

 

使っていただいている皆さんが

心の底から大切に使われているからである。

そんな使い方をしてもらえる

建物君はとても喜んでいるに違いありません。

 

あなたはお家、お店など、どのように使われてますか?

 

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何気ないモノが人をつくる

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あなたはどんな家が好きですか?

あなたはどんな家に暮らしてますか?

窓から何が見えますか?

お庭はありますか?

何人で暮らしてますか?

 

大人になってきた自分は、

自分を成長させようと

勉強したり、

セミナーに通ったりしますが、

なかなか自分を変えること、成長させることって難しくありませんか?

たぶん、

それは変えられないもの、変わらないものがあると思うんですよね。

 

その変わらないものって、

知らず知らずに身につけてきたもののように思うんです。

それって

暮らし方なんだと思うんですよね〜

 

毎日、毎日、

何気なく暮らしているお家

そんなお家が

自分をつくっていると思うんです。

 

毎日、毎日

知らず知らずに見ている窓越しの風景だったり、庭だったり

 

窓から見える風景が、

隣の家の壁であるのか、

庭に立っている一本の小さな木であるのかでも

その人の成長の仕方、心の持ちようって大きく違うんだと思うんですよね。

 

普段の何気ない暮らしが

私たちを小さな時から育ててくれているのだと思います。

 

叱ってもくれないし、何も言葉で教えてくれませんが、

そんな家、空間、窓から見えるものなどが

私たち人がつくられ、育つんだと思います。

 

だから、じっくり時間をかけて、しっかり考えて、つくっていかなければならないんだと思うんです。

 

 

 

ブログを始めよう‼︎

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初めまして
1級建築士事務所 とも建築工房の伴と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

もう何年か前にプライベートではブログを少し書き込んでいましたが、
止めていました。

1昨年前秋から
1級建築士事務所とも建築工房として動き始めました。
ぼちぼちとブログを始めて、みなさんにお伝えしたいこと、
気づいたことなどを書き込んで行こうと思います。

さて、
少し自己紹介をしておきます。
私は伴 政憲(ばん まさのり)と申します。

滋賀県で生まれ
地元の小中学校を出て、
滋賀県彦根工業高等学校建築科を卒業
名古屋にある
大同工業大学(現大同大学)建設工学科建築系に進み、
無事卒業

その後、滋賀県へ戻り
公共建築を主にして仕事をしていた設計事務所へ就職
その設計事務所
学校や老健施設、庁舎などの設計補助としてやってきました。
携わってきた仕事の代表的なものは
滋賀県立大学センター棟、滋賀県立武道館、愛東南小学校体育館などがあります。
そこで約7年勤務しました。

その後退職し
一級建築士事務所とも建築工房を開設し数年やりました。
その頃やった仕事は、木造の物件などがあります。
中でも故郷の久留美神社社務所の建て替えの設計をさせていただくことができ、
お祭りのたびに目にしています。


そして
建築家平居晋氏との出会いから
一旦とも建築工房を閉じ
A.SITEで仕事をさせていただきました。
ここではそれまでに経験のなかった多くの民間での仕事などを学ばせていただき
たくさんの素敵な店舗や住宅を作ることに関わらせていただきました。
また仕事とは別に多くのイベントやまちづくり活動にも参加し学びました。
A.SITEでは約17年、準備期間なども入れると約20年ほど在籍しました。
多くの方々に出会わせていただき、
多くの物件に関わらせていただきました。

そして一昨年前から、
一級建築士事務所とも建築工房として再スタートし
新しいステージへと向かっております。

みなさんに
お伝えしたいことや
日頃私が気づいたことなどを
書いていってみようと思います。

どうぞよろしくお願いします。

    一級建築士事務所とも建築工房 

           代表 伴 政憲